|鳥取県訪問看護支援センターについて|

「鳥取県訪問看護支援センター」は、少子・超高齢化社会となる「2025年問題」を見据え、鳥取県の地域包括ケアシステムにおいて重要な役割を担う訪問看護師の育成や確保を目的に、平成29年4月、鳥取県看護協会が鳥取県より委託を受けて開所いたしました。

 日本はいま、生産年齢人口(働き手)が急減する一方で、高齢者数がピークを迎える「2040年問題」に直面しています。人材不足による医療・介護の供給不足、社会保険費の増大等により、わが国が戦後構築してきた、現役世代が高齢者を支える社会保障制度の維持が困難な事態を迎えます。

 鳥取県は、人口が減少しても、持続的で活力のある地域をつくることをビジョンにかかげています。この「2040年問題」を乗り切るためには、高齢者が病気や介護を予防して元気に過ごせること。乳幼児や児童、子育て中の親、障がい者など全世代の方、また災害時等でも、住み慣れた鳥取で、自分らしく暮らすことができる地域をつくることが求められています。

 現在、「鳥取県訪問看護支援センター」では、質の高い訪問看護を地域の皆さまに安心して利用していただける体制を整備するため、「人材確保」「経営支援」「普及活動」を3本柱として、鳥取県の訪問看護師の育成や訪問看護の広報・相談などの事業を実施しています。

 今後も、地域の皆さまの暮らしの安心に貢献できるよう、全力で取り組んでまいります。

「訪問看護師育成」

「訪問看護の広報」

「訪問看護の相談事業」